現役アロマセラピストが普段使っている精油 こんな困った時に5編
「最初に買うなら何がいいですか?」
「こういう系統の香りが好きなんですけど近いのはありますか?」
「寝落ちできる精油がほしいんですけど何がいいですか?」
などおすすめを聞かれて、その方の状況や生活習慣などを踏まえて答えることはあっても
私自身の普段使っている精油って意外と発信してなかったーーーー!と、最近気づきました。
そこで、今日は私が普段使っている精油をシーン別に紹介したいと思います♪
今回は「こんな困った時5パターンにこの精油を使ってます」をテーマに挙げていきますね。
目次
明日の朝早いのに眠れない時
オレンジ・スイートとクラリセージ。
オレンジ・スイートは柑橘系の中でも特に親しみやすく、フレッシュな精油。
寝る前に?と思うかもしれないですが、私はなぜか眠くなるんです。例えるなら酔っ払って帰ってきた時家に着いて気兼ねなく眠れるような安心感があるからかな?と思います。特に下のクラリセージとブレンドすると最強に寝落ちしてしまいます。
クラリセージはハーブ調の重みのある鎮静系の精油。鎮静系の中でもトップクラスで落としてくれると思います。
パソコンでいうところの強制シャットダウン。
試験前で緊張している時
受験シーズン。受験生本人もご家族も不安や緊張感がある日々を過ごされていると思います。
私は今月とある国家試験を受けました。少しその時のことを。
過去問の合格ラインは届いてたし前日まではリラックスモードだったけど当日朝になって緊張が><
そんな時力になってくれたのがティートリー。
力強い澄んだ香り。
なんだかアウェイなお堅い雰囲気、頭が良さそうな方々がいっぱい。周りの空気に飲まれそう・・・。
そんな緊張して浮ついた気分から地に足をつけてくれるような感覚があります。今日までやってきた努力は裏切らない、
あとは自分を信じて行ってくるだけ。だから大丈夫だよ、という力強さがあります。
おすすめ精油の紹介寄りになりましたがホント試験前におすすめしたいです!
怒りで理性をコントロール出来なくなりそうな時
私はあまり人に対して怒ることってないのですが、その分強く怒りを感じる時には理性がないと暴言や嫌味がエンドレスで出てきそうになることもあります(笑)でも、感情のまま言って相手と同じ土俵に下がりたくはない。怒ることもエネルギーを使いますよね。
怒りでぐちゃぐちゃな感情を整理しないと言葉もまとまらなければ言いたいことの1/3も伝わらない・・・!
伝えることは伝えつつ、余分につけそうになる嫌味の一言二言はカット!
そうするには一呼吸置いてクールダウンすることが必要です。
そんな時に!
怒りで呼吸が浅く早くなり、まさに戦闘態勢。フラットな状態に整えようとフランキンセンス。透明感と深みのある香りが深呼吸をうながし、落ちつかせてくれる精油です。
生理前のイライラ・不安
涙が出てきたり、イライラしてそして自己嫌悪に陥ってしまったり。
生理前の女性の心身はデリケート。
私もいつもなら気にならないことで傷ついたりイライラしやすくなってしまいます。
そんなときに使っているのがゼラニウム。
ローズに似た温かく甘い香りが安心感を与えて心をホッとおだやかにしてくれます。
決断がゆらぎそうな時
何か大きな決断をするときって、その決断をした後のワクワク感とふとした時に不安が出てくることもありますよね。
クリアではっきりとした香りで、高くまっすぐ伸びる姿からも決断したことに向けて道を切り開こうと思わされる。
恐れや悲しみを乗り越える強さを持つ神聖な木として知られるサイプレス。
ディフューザーに垂らして脇目をふらず集中できます。
決断したけど、時には不安がどんどん出てきて折れてしまいそうな時もありますよね。
無条件に「大丈夫だよ」と包んでくれるようなバニラに似た甘い香りのベンゾインも使っています。
最後に
香りを嗅いで脳に届くまでにたったの0.02秒。
つまり、心にすぐに安心感をもたらしてくれることがアロマテラピーの魅力の1つではないかと思います。
心のトラブルを抱えているときって励ましの言葉をかけられても聞く余裕を持てないこともありませんか。
そんなときに香りの力を借りて、瞬時にほっとする。心をフラットに整える。
人によって感じ方や好みはあると思いますが、たくさんある精油の中でこれはこういう場面にも使えるんだという風に困った場面を乗り切るヒントになれば幸いです。